こたつの「オススメされました」

「オススメされた」ことをぜんぶやってみた。そんな毎日を綴ったブログです。

【父の日】一家離散の家の末っ子が語る幸せ

おばさんからの真夜中の怒りの電話

f:id:kotatsu2030:20200621101749j:plain

こんにちは、こたつ♀です。

もうすぐ父の日ということもあり、今週のお題「お父さん」。

以前書いたように、わたしは父と疎遠です。
最後に会ったのは2年前くらいです。

kotatsu2030.hatenablog.com

家族との関係に悩む人へ!お父さんへの愛が増える一言
https://kotatsu2030.hatenablog.com/entry/2020/05/09/110000?_ga=2.4238835.1929467045.1592371936-1998635022.1515681105


父から訴えられた通知が裁判所から来た日の夜中に、親戚のおばさん(母の姉)から怒りの電話が来ました。

「うちの息子達が、あんたの父親に訴えられたんだけど」

 
その訴えられたの、わたしもだからーーー。(笑)
てかそんな電話、人生でふつう受けることがあろうか。(いやない)

実の父親にそんなことされて、めちゃ戸惑ってるし、やるせないし、悲しい状況だから、そんな怒りをわたしにぶつけないでよと、今なら冷静になって思います。


だけどその時はそんな余裕がなくて、わたしがどうにかしないとと思って、父に電話しました。

「おばちゃんから、父親に訴えられたって電話が来たんだけど」

「知らないよ。おとなしくお金払うか、裁判するかじゃない」

3分ほどで終わった、そんなやりとりをした夜から、裁判が終わるまで2年、雇った弁護士さんにお金を払い終わるまでさらに1年ほどかかりました。

我ながら振り返って、色んな感情を味わって、乗り越えてきたなと思います。

前回の記事で書いた、「これまでのすべてが今のその人をつくっている」と受けとってくれたらという想いも、相手を受け取りたいなという想いも

そういう関係がつくれたら、すごく幸せなことだと思います。


きっと色んなカタチがあって、その全てが幸せに繋がる

f:id:kotatsu2030:20200621102425j:plain

仕事は呼ばれるもの。
家族は自分で選んで生まれてくるもの。

そう、何かの本で読んだことがあります。

家族そろって家でご飯食べた記憶も、人生で5回くらい。
とにかく一家離散しすぎてて、姉とも10年連絡とれず。

父も、2年前は九州にいたことを、7年ぶりの連絡で知りました。

母との離婚裁判の慰謝料を、父はまだ未払いで。
父がおばあちゃんに借りたお金は、返さないまま祖母は天国にいきました。
母は一時ノイローゼになっていました。

色々あるけど、わたしがこの家族の末っ子として生まれてきたのは、意味があるなと思います。

母は、わたしの前に2回流産をしたそうです。
それでも産もうと思ってくれたから、今わたしに命があります。

父親がいたから、今の自分がいます。

姉はなんだかんだ仲が良くて、むかしは楽しく過ごしていました。

家族として「こうあるべき」からしたらほど遠いけど、でもわたしにとっては幸せな日々で、今もおかんと過ごす時間はとっても大事。

家族そろってご飯を食べるって奇跡みたいなことだと思うのも、この人生だから。

被害者意識とか、同情買いたいとかわたしの深層心理にはあるのかもですが、そんなもの買ってもいざ困った時には何の役にも立たない。
結局、自分の足で裁判所の部屋に立って、裁判官と話すことになるんだ。

一人で抱えこんじゃう時もあるけど、相談できて、支えてくれる人がいるありがたさ。

感謝して、笑ってネタにして、とことんしあわせな人生にする。
できることはそれだけ。

父にも感謝。


**********
「オススメされた」ことには意味がある。
このブログを通して、みなさんにも「オススメ」でき、
何かやってみようと思うようなことがあれば幸いです。


読者になっていただいた方、ありがとうございます。
気に入って頂けた方は、ぜひお願い致します。

**********